コールズnews|第1Q売上高37億ドル69.5%増/9四半期ぶりに黒字

米国ジュニアデパートのコールズ(ウィスコンシン州メノモ二―フォールズ、ミシェル・ガスCEO)は、5月1日で終了した2022年1月期の第1四半期決算を発表した。

ジュニアデパートは通常の百貨店のようなラグジュアリーブランドではなく、二番手ブランドを中心に品揃えする業態。また通常百貨店より売場面積が狭く、低投資で出店できる郊外店舗が多い。米国商業センサスの「ディスカウントデパートメントストア」に属する。

売上高は36億6200万ドル(1ドル100円換算で3662億円)で、前年同期比69.5%増、その他収入も含む総収入は38億8700万ドル(1ドル100円換算で3887億円)で、前年同期比60.1%増加した。

営業利益は2億7300万ドルで、前年の営業損失7億1800万ドルから回復。また純利益も1400万ドル(前年は5億4100万ドルの純損失)で、2018年第3四半期以来、9四半期ぶりに黒字となった。

ミシェル・ガスCEOは「2021年度は売上高と収益共に予想を大幅に上回り、好調なスタートで非常に満足しています。私たちは今年度を成長の機会として利用し、2023年の戦略的目標を達成するためにしっかりと事業を軌道に乗せていきます」と述べている。

同社は第1四半期の好成績に基づいて、2021年通年の見通しを上方修正する。売上高は「10%台半ばの伸び」から「10%台後半の伸び」、営業利益率は「4.5%~5.0%」から「5.7%~6.1%」に予想を引き上げる。

 

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