アマゾンnews|ホールフーズのオンライン・グロサリー有料配送を全米に拡大

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)傘下のホールフーズ・マーケットは8月30日から、ミシガン州デトロイト、イリノイ州シカゴ、マサチューセッツ州ボストン、メイン州ポートランド、ロード・アイランド州プロビデンス、ニューハンプシャー州マンチェスターなどの一部地域で、オンライン注文のグロサリー配送料を一律9ドル95セントとするテスト始めているが、これを全米に拡大すると報じられている。

ホールフーズ・マーケットのオンライン・グロサリー配送および店頭ピックアップはAmazonプライム会員限定のサービスだ。これまでプライム会員に対しては、35ドル以上の購入で無料配達を提供してきたが、今後は購入金額に関わらず、配送料を徴収することになる。

同社の広報担当者は「ホールフーズ・マーケットでは店頭での売価とオンライン売価を同じ金額に設定している。今回の配送料の設定は、配達用の機材やテクノロジー、オンラインなどのオペレーションコストを、売価に加えないための変更だ」と説明している。パンデミックの影響で、ホールフーズのオンライン・グローサリー配達量が2020年には2019年の3倍ほどに増加しており、経費負担が増えていた。

有料配送は10月25日から実施される。配送員へのチップは顧客の任意で、チップが払われた場合は全額その配送員に支払われる。なお、オンライン・グローサリーの店舗ピックアップについては、これまで通り無料で提供される。

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