ウォルマートnews|新しい体験型の店舗デザイン導入/QRでECサイトに誘導

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、アーカンソー州スプリングデールにある同社のインキューベーター店舗(実験店)で、新しい体験型の店舗デザインを発表した。この店は、顧客が「ウォルマートで時間を過ごしたい」と思える場所にすることに焦点を当てている。

ウォルマートの新店舗デザインの第1フェーズは2020年9月に始まっていて、約1000店舗に導入されている。店舗の内外の色やレイアウトを変更することで、顧客が効率よく買物できるように設計されたている。

今回は第2フェーズに当たる。店舗の物理的、人的、デジタル的なデザイン要素を拡大して、顧客に刺激を与え、買物体験を向上させることを目的としている。

デザインポイントの1つ目は、コーナーの活性化。部門のコーナーにディスプレイを設けていることだ。顧客は実際に商品に触れて確かめ、その空間をリアル体験することができる。

2つ目はブランドのショップ化。プライベートブランドとナショナルブランドどちらも揃える一方で、価格面も強調していく。

3つ目は品揃えの最適化。店舗が提供する幅広い商品を探索して発見するためのスペースを意図的に作成し、顧客を引き付けるような品揃えを最適化する。

そして最後にデジタルタッチポイントの追加。QRコードやデジタル画面を戦略的に使用することで、店内にある商品だけでなく、ECサイトで提供する膨大な商品やサービスを顧客に伝える。

同社は今後も引き続きテストを繰り返しつつ学び、調整し、顧客にとって最適な買物体験を提供する店づくりをしていく。

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