オフィスデポnews|’21年通期売上高85億ドル4.6%減/2年連続赤字

米国オフィスサプライチェーンのオフィスデポ(フロリダ州ボカラトン、ジェリー・スミスCEO)は、2021年12月期の第4四半期と通期決算を発表した。

第4四半期の売上高は20億4200万ドル(1ドル100円換算で2042億円)で前年同期比マイナス2.1%、営業利益は3100万ドル(31億円)でプラス55.0%だった一方で、純損失は2億7400万ドル(274億円)となった。売上高の減少は116店舗の閉鎖によるところが大きい。

通期では売上高が84億6500万ドル(8465億円)で前年比マイナス4.6%、営業利益は2億3400万ドル(234億円)で前年の600万ドル(6億円)から大幅に回復した。そして純損失は2億0800万ドル(208億円)で前年の純損失3億1900万ドルに続き赤字となった。

同社のジェリー・スミスCEOは「年間を通じて力強い結果をもたらしたチームを非常に誇りに思っています。サプライチェーンの制約、インフレ、バック・トゥ・オフィス(オフィスに出社する)需要の鈍化に直面したものの、堅調な業績を達成しました」と語るが、オフィス用品業態の置かれている状況は厳しい。

 

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