オフィスデポnews|’22年売上高85億ドル0.3%増/3年ぶりに黒字化
米国オフィスサプライチェーンのオフィスデポ(フロリダ州ボカラトン、ジェリー・スミスCEO)が2022年12月期の第4四半期と通期決算を発表した。
第4四半期の売上高は21億0600万ドル(1ドル130円換算で2738億円)で前年同期比3.1%増、営業利益は5500万ドル(72億円)で77.4%増、純利益は1700万ドル(22億円)で前年の純損失2億7400万ドルから黒字化。小売部門の不調をB2Bや法人ソリューション部門がカバーした結果、増収増益となった。
また通期では、売上高が84億9100万ドル(1兆1038億円)で前年比0.3%の微増となった。営業利益は2億4300万ドル(316億円)で3.8%増、純利益は1億6600万ドル(216億円)で前年の純損失2億0800万ドルから回復し、3年ぶりの黒字となった。
ジェリー・スミスCEOのコメント。
「高インフレとGDP成長の鈍化が重荷となっている厳しい経済環境下にもかかわらず、通期の業績は堅実な業績を達成しました。毎日ODPの良さを示してくれたチームメンバーたちを誇りに思います。私たちは低コスト・ビジネスモデルに忠実であり続け、株主総会で設定した道筋に沿って歩みを進めます」