ウォルマートnews|第3Q営収1608億ドル5.2%増/US部門は1094億ドル

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)が10月31日で終了した2024年1月期の第3四半期業績を発表した。

8~10月の営業収益は1608億0400万ドル(1ドル150円換算で24兆1206億円)で、前年同期比5.2%増加した。営業利益は62億0200万ドル(9303億円)で130.1%増加、純利益は4億5300万ドル(679億5000万円、前年同期は17億9800万ドルの純損失)となった。

部門別ではウォルマートUSが売上高1094億1900万ドル(16兆4128億円)で4.4%増、営業利益は49億8100万ドル(7472億円)で2.2%減だった。既存店売上高(ガソリン販売を除く)は4.9%増、客数は3.4%増、客単価は1.5%増加。Eコマースは24%増加し、既存店売上高に約3%寄与した。ウォルマート・コネクトの広告宣伝収入は26%増加した。

国際部門のウォルマートインターナショナルの売上高は280億2200万ドル(4兆2033億円)で10.8%増、営業利益は11億1700万ドル(1676億円)で29.7%増加した。

会員制倉庫型店舗のサムズクラブは、売上高219億9800万ドル(3兆2997億円)で2.8%の増加、営業利益は5億9300万ドル(890億円)で5.5%増加した。また既存店売上高(ガソリン販売を除く)は3.8%増、客数は4.0%増、客単価は0.2%減少した。Eコマースは16%増加した。会員費収入は7.2%増加。広告収入はサムズ・クラブMAPの広告主数が記録的となり、27%増加した。

マクミロンCEOは「全体的に収益が大きく伸びた。今のホリデーシーズンに対しても、感謝祭用の食事、ファッション、おもちゃ、季節商品の展開を早めに展開していく」と期末に向けて語った。

なお第3四半期までの累計期間では、営業収益4747億3700万ドル(71兆2106億円)で6.1%増、営業利益は197億5800万ドル(2兆9637億円)で32.9%増、純利益が100億1700万ドル(1兆5026億円)の85.3%増となった。

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