クローガーnews|「Impact賞」2部門受賞/多様性・持続可能性の取り組み評価

クローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)は11月17日、プログレッシブ・グローサー(PG)誌の「Impact Awards(インパクト・アワード)」で「Diversity, Equity, Inclusion and Belonging(多様性、公平性、包括性、帰属意識)」部門と、「Sustainability / Resource Conservation(持続可能性と資源保全)」の両部門で受賞したと発表した。

「インパクト・アワード」は、地域および世界レベルでの生活改善や機会創出など、ポジティブな影響を与える幅広い取り組みを行う小売業者の優秀性を表彰するものである。3年目の発表となる「インパクト・アワード」は主に以下の7部門で表彰された。
①コミュニティサービス・地域への影響
②多様性、公平性、包括性、帰属意識
③教育サポート・学習の進歩
④倫理的なソーシング・サプライチェーンの透明性
⑤食料安全保障・栄養面のリーダーシップ
⑥持続可能性・資源保護
⑦労働力開発・従業員サポート

「多様性、公平性、包括性、帰属意識」部門では、クローガーは人材、情熱、規模、リソースを結集して文化とコミュニティを変革するという取り組みが評価された。

2020年には「Framework for Action(行動枠組み)」を発表していて、この2年での進捗状況として、新規サプライヤーとの取引を15%拡大、人種平等の推進に取り組むNPOに700万ドル以上を寄付、従業員66万人以上にダイバーシティ研修を行うなどの実績を上げている。

また「持続可能性・資源保護」部門では、クローガーは業界をリードし、良い変化をもたらす雇用者、食品加工業者、小売業者そして医療ケア提供者として、2017年にスタートさせた「Zero Hunger | Zero Waste(飢餓ゼロ・ゴミゼロ)」が評価された。

同社は2025年までにグループ全社で廃棄物ゼロの達成、2025年までに埋め立て地への食品廃棄物をゼロ、2030年までにPB製品のパッケージを100%リサイクル・再利用または堆肥化可能のものにするという目標を掲げている。

 

 

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