クローガーnews|第3Q売上高340億ドル0.7%減/通期予測を下方修正

クローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)が2024年1月期の第3四半期決算を発表した。

第3四半期(8月~10月)の売上高は339億5700万ドル(1ドル150円換算で5兆0936億円)で前年同期比0.7%減、営業利益は9億1200万ドル(1368億円)で8.4%増、純利益は6億4600万ドル(969億円)で62.3%増の減収増益だった。

既存店売上高(ガソリン販売を除く)は0.6%減少した。デジタル販売は11%増加、客数およびロイヤル顧客数も増加している。

マクマレンCEOは、「消費者の財布の紐が堅くなってきていることから、われわれは顧客にバリューを提供することに重きを置いています。低価格、パーソナライズされたプロモーションや特典に対して長期的に取り組むことで、客数を増やし、ロイヤルティを高め、クローガーを持続的に成長させていきます。われわれの成長モデルは、あらゆる経済環境に対応できます。社員への投資や顧客へ値打ちを提供し続けつつ、株主に継続的な配当をするためにコミットしています」と述べている。

なお、第3四半期までの累計期間では売上高1129億7500万ドルで0.4%減、営業利益は19億0200万ドルで42.4%減、純利益は14億2800万ドルで20.4%減の減収減益となっている。

したがって通期の見通しでは、既存店売上高で0.6~1.0%の増加(エクスプレス・スクリプツの影響を除くと2.1~2.5%の増加)、調整後1株あたりの利益で4.50~4.60ドルに下方修正している。

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