ノードストロームnews|’23年年商147億ドル5.4%減/カナダ撤退で減収減益

米国の百貨店2位のノードストローム(ワシントン州シアトル、エリック・ノードストロームCEO)は2024年1月期の通期決算を発表した。

年間売上高は142億1900万ドル(1ドル150円換算で2兆1329億円)で前年比5.8%減、クレジット・カード収入などを含めた営業収益は146億9300万ドル(2兆2040億円)で5.4%減。また純利益は1億3400万ドル(201億円)で45.3%減の減収減益だった。同社は第1四半期末の2023年4月にカナダから撤退しているため、その影響が出ている。

業態別売上高は、「ノードストローム」が94億3600万ドルで8.2%減、アウトレット業態の「ノードストローム・ラック」が47億8300万ドルで0.6%減だった。

売上高に占めるオンライン販売率は昨年の38%から2%下がり、36%だった。一昨年が42%だったから、年々減少している。

同社は期中、20店舗を開店または移設した一方で、カナダの全店を閉鎖している。期末店舗数はノードストロームが93店、ノードストローム・ラックが258店、ラストチャンスが2店の計359店舗となった。

 

 

 

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