ウォルマートnews|Z世代狙うアパレルPB「No Boundaries」、デザイナー起用

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、アパレルのプライベートブランド「No Boundaries」を再構築するために、ジェネレーションZの顧客向け製品の開発に長年の経験をもつ専門のデザインチームを採用した。No Boundariesブランドに専属のファッションデザイナーを起用するのは初めてとなる。

新学期や大学入学のショッピングシーズンに合わせて、新しい「No Boundaries」ラインは7月16日に店舗とWalmart.comで発売される。商品はレディス服やレディスの下着、メンズ服、靴、アクセサリーなど130点のアイテム。なかでも新しいパジャマラインと、ベストセラーのブラスタイルに75%以上サトウキビからつくられた初の植物由来ブラパッドを採用している。

クロップTシャツ、ショートショーツ、シャツテールドレス、グラフィックTシャツなど、わずか5ドルのアイテムを含め、品揃えの80%は15ドル未満で販売する。また若い女性向けにはXXSから5X、若い男性向けにはXSから3Xまでを揃えてあらゆる体形の人に対応する。

「No Boundaries」は20億ドル規模の若者向けブランドで、リーズナブルな価格ながらモダンで若々しい品揃えが特徴。Z世代は自己表現に駆り立てられ、自分たちの旅を刺激し、祝福してくれるファッションブランドを求めている。ウォルマートの顧客調査によると、彼らが購入するアイテムの最大80%は、組み合わせて自分だけのものにできるアイテムだという。

「プライベートブランドポートフォリオの刷新は、コア顧客だけでなく次世代のウォルマート買物客の共感を呼ぶ品揃えを進化させるウォルマートのファッション戦略にとってきわめて重要」と、ウォルマート米国ファッションブランド担当シニアバイスプレジデントのジェン・ジャクソン・ブラウン氏は述べている。また「毎週1億4500万人の米国顧客がウォルマートの店舗やオンラインで買物をしている。新しいNo Boundariesブランドは、フィット感、品質、スタイル、生地に重点を置くことで、この若い成人層にリーチすることを意図して設計、販売される」と語っている。

関連カテゴリー

海外 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧