CCL News|5月度ドラッグストア「インバウンド消費」前年同月比6.7%増
カスタマー・コミュニケーションズ(株)(東京都港区、米倉裕之社長)は、6月26日、「5月のドラッグストアにおけるインバウンド消費動向」を公表した。同社の略称はCCL。
同社は購買ビッグデータに基づいて様々なマーケティング分析提案を展開する企業である。
5月のインバウンド消費購買件数は、4月と比べると5.6%減少したが、前年同月比では6.7%増と好調に推移した。4月は花見シーズンで過去最高の訪日外国人数を記録している。
1レシートあたりの購買単価は1万4345円で、前年同月比2.8%減。しかし、ドラッグストア全体の平均購買単価1722円と比較すると8倍を超えた。ドラッグストアにおけるインバウンド消費の影響は変わらず大きい。
インバウンド消費売上個数ランキングを見ると、1位は「専科 パーフェクトホイップn120g」、2位は「UHA味覚糖 コロロ グレープ48g」、3位が「サンテFXネオ12ml」。
資生堂の洗顔料「専科 パーフェクトホイップn120g」が2カ月連続第1位。医薬品カテゴリーでもっとも売れている目薬「サンテFXネオ 12ml」は、3月に8位、4月には5位と順位を上げ、5月は3位に上昇した。
CCLは、全国のドラッグストアにおける店舗情報をベースに、「銀聯カードが利用可能」「外国人観光客が多く集まる観光エリア」など複数の条件から「インバウンド店舗」を設定している。
その「インバウンド店舗」の購買情報をもとに、「1レシートあたりの購入金額が5000円以上(免税対象)」の購入といった条件によってインバウンド消費を特定し、分析を実施している。
*インバウンド消費 実売動向レポート
http://www.truedata.co.jp/inbound/
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