京王百貨店news|3/15新宿店5階紳士洋品フロアを一部改装オープン

(株)京王百貨店(東京都新宿区、駒田一郎社長)は、3月15日(木)、新宿店の5階フロアを一部改装オープンする。この旗艦店では、「客層の拡大」を掲げて段階的な全館改装を進めているが、その一環の改装である。

同店5階では、団塊世代が2007年から多数リタイアしている人口動態を見越して、ビジネスウエアの需要減少に向けて、大人の男性のカジュアルウエアを充実させてきた。10年が経過して、この世代は70歳代にさしかかる。そこで、現在は次に顧客の多い40~50歳代をメインターゲットとすべく、売場の段階的改装を進めている。昨秋と今春の改装で、フロア内のビジネスゾーン構成比を面積ベ-スで約5%増加した。

ビジネスゾーンでは、強化ターゲットである40~50歳代に向けた商材を拡充するため、「ブルックスブラザーズ」( 2月23日オープン)、「コムサ・ステージ メン 」(3月15日オープン)、「ムッシュニコル エクストラ 」( 3月15日オープン)など、新規ショップを導入する。

また、眼鏡の専門店「金子眼鏡店 」( 2月15日オープン)を新規に導入。“ファッションアイテム”としての眼鏡を展開することによって、ビジネスファッションの幅を広げる。

また、改装前には点在していたバッグや財布、ベルトなど紳士洋品の売場を紳士靴売場近くに再編・集積させる。スーツに付随するビジネスアイテムを集約することで、スーツとビジネスアイテム、また靴とベルトといったビジネスアイテムの併売など、売場内での買い回り促進を図る。

スポーツゾーンでは、カジュアルウエアを扱う平場を、スポーツウエア・スポーツシューズ売場側へ移設する。40~50歳代に向けたカジュアルスタイルを提案するため、「グラミチ」、「ワイルドシングス」(スポーツ・アウトドアテイストのボトムス、アウター)、「ラベンハム」(キルティングジャケットなどのアウター )など、カジュアル平場に新規ブランド商材を導入する。

このほか、スポーツシューズ売場でも改装に合わせて商品構成を再編し、「チャンピオン」や「パンサー」など、カジュアルウエアとの親和性が高いファッションスニーカーの品揃えを強化する。また、既存顧客にはカジュアルとスポーツをミックスさせた“活動的な日常”を、商品を通じて提案する。カジュアルウエアの平場とスポーツシューズ・アウトドアウエアの各売場を近づけることにより、カテゴリーに捉われない買い回りのさらなる促進を図る。

検索ワード:京王百貨店 京王百貨店新宿店 全館改装

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