イトーヨーカ堂news|6月の環境月間にペットボトルリサイクル推進

(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、三枝富博社長)は、 6月の環境月間に合わせて、日本政府が推進する国民運動「COOL CHOICE〝賢い選択〟」と連携した取り組みを推進する。

「COOL CHOICE」は、2030年度に温室効果ガスを2013年度比で26%削減することを目指して、地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動だ。

第1は、ペットボトルリサイクルの推進。
お客が自動回収機に投入したペットボトルは、機械の中で自動的に選別され、 1/8に減容されてリサイクル工場に運ばれる。運搬車両も大幅に削減できる。そこで再びペットボトルやプライベートブランド「セブンプレミアム」の容器などに生まれ変わる。

また、イトーヨーカ堂はこの期間、131店舗183台で実施しているペットボトル自動回収機のリサイクルポイント(RP)2倍キャンペーンを実施する。通常は1本=2RPだが、6月は1本=4RP付与する。 500RP貯まると50nanacoポイントに交換して買物に利用できる。

第2は、グリーン購入(ゴミの減量、CO2削減)を考えた買物の推進。
グリーン購入とは、製品やサービスを購入する際、環境への負荷ができるだけ少ない製品やサービスを選んで購入すること。

リサイクルパッケージ商品、詰め替え用商品、再生紙、輸送時のCO2排出を配慮した地産地消の商品(地場野菜等)の購入などが挙げられる。

第3は、ポスター・POPによる「COOL CHOICE」紹介。
各店舗では、節電や省エネによってCO2 削減を促す。冷房時の室温が28℃でも快適なスタイルで過ごせるクールビズ関連商品に「COOL CHOICE」のロゴのついたPOPをつけたり、この取り組みを紹介するポスターを貼ったりする。

第4は、「CO2 削減/ライトダウンキャンペーン」への参画。
環境省が呼びかけている「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」に参画する。6月21日(木)の夏至の日と、7月7日(土)のクールアースデーの20時~22時に全店の搭屋をライトダウンする。

第5は、マイバッグ持参運動の推進。
店舗で提供しているレジ袋(有料・無料とも)に「COOL CHOICE」のロゴを掲示し、お客に「マイバッグ持参によるレジ袋削減」を呼びかける。

第6は、食品再生トレーリサイクルの推進。
6月に使用する精肉と鮮魚の再生トレーの一部に「COOL CHOICE」のロゴを記載して、お客へ店頭回収を呼びかける。「エコファースト企業」に認定されているトレーメーカーの(株)エフピコとの取り組みによって、さらなるCO2 削減を目指す。

イトーヨーカ堂では2017年度に約800アイテムのリサイクルトレーを使用し、年間CO2排出量を約2500トン削減した。

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