ローソンnews|ローソン銀行設立のための予備審査を申請

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)の子会社であるローソンバンク設立準備(株)は、銀行法第4条第1項および銀行法施行規則第2条の規定に基づいて、金融庁に銀行業免許の予備審査申請を行う。それとともに、シンジケートローン契約を締結する。3月26日の取締役会において決議した。

ローソンは、これまで(株)ローソン・エイティエム・ネットワークス(以下「LANs」)による共同ATM事業を通じて、金融サービスの一部を提供してきた。この事業経験や業務基盤を活用して、より利便性の高い金融サービスを展開するするため、(株)ローソン銀行として銀行業免許の予備審査を申請することを決定した。準備会社はLANsにおける共同ATM事業を吸収分割(LANsを分割会社、準備会社を承継会社とする分割)によって統合する。

また、新ローソン銀行における運転資金の調達を目的として、三菱東京UFJ銀行と、みずほ銀行、三井住友銀行との間でシンジケートローン契約を締結する。同契約は、銀行業免許の取得を前提に借入れを実行する。

セブン銀行、イオン銀行に次ぐ第3の小売業銀行が視野に入ったが、実は第2のコンビニ銀行である。

■申請する会社の概要(予定)
商号/(株)ローソン銀行
所在地/東京都品川区大崎二丁目1番1号
※準備会社が申請し、許認可を前提として(株)ローソン銀行へ商号変更する予定。

■シンジケートローン契約の概要
アレンジャー/(株)三菱東京UFJ銀行
コ・アレンジャー/(株)みずほ銀行、(株)三井住友銀行
借入人/ローソンバンク設立準備(株)
組成金額/1300億円
契約締結日/2018年3月(予定)

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