イオンnews|5月イオンリテール既存店2.2%増/トップバリュ食品絶好調
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)が主要11社の5月業績を発表した。
5月は、3年ぶりに行動規制のないゴールデンウィークとなり、外出需要の取り込みに注力した。ガソリン・軽油値引キャンペーンといった販促を強化し、手土産ギフト、トラベル用品、行楽に対応したごちそうメニュー、アウトドア用品の展開を強化した。
また、生活防衛意識が高まるなか、6月末まで価格据え置きを延長したイオンのプライベートブランド「トップバリュ」は、キャノーラ油やマヨネーズ、スパゲッティなどの食品主要単品計の売上げが前期比約5割増、食品主要カテゴリー計でも前期比約3割増となった。
総合小売事業のイオンリテール(株)は既存店売上高が102.2%、全店では98.8%。とくに、母の日ギフトや旅行用品、初夏物を早期に展開した衣料の既存店売上げは2カ月連続で前年を上回った。食品は、ゴールデンウィーク期間中の人口流入エリアである北陸、中四国エリアなどが帰省需要を取り込んで好調に推移した。また、パッケージ入り母の日フラワーギフトを展開し好評だったガーデニング・グリナリー部門、ごちそうメニューを強化したデリカ部門、飲料、手土産ギフトが好調だったグロサリー部門などがけん引し、20カ月連続で前年の既存店売上高を上回っている。
イオン北海道(株)の既存店は103.2%、全店では102.0%、イオン九州(株)は既存店が101.1%、全店が100.8%。
スーパーマーケット事業のマックスバリュ東海は既存店が97.8%、全店が99.0%。同社ではごちそうメニューやトップバリュの販売を強化した。また、マックスバリュ各務原那加店(岐阜県)をリフレッシュオープンし「じもの商品(地域商品)」を拡充したほか、デジタルシフトの推進としてマックスバリュ扶桑店(愛知県)を配送拠点とする24拠点目のネットスーパーを開始するなど、成長戦略を推進した。
(株)フジ・リテイリングは既存店が105.1%、全店が106.0%。婦人衣料や帽子、バックなど外出関連商品が好調で、3月に連結子会社した後、3カ月連続で既存店は前年売上げを上回っている。
マックスバリュ西日本(株)は既存店が96.1%、全店が97.2%。
ヘルス&ウエルネス事業のウエルシアホールディングス(株)は既存店が100.1%、全店が108.5%。既存店の調剤売上げは前年比108.3%と引き続き好調に推移した。
ミニストップ(株)は既存店が99.1%、全店が97.7%。
サービス・専門店事業の(株)コックスは、ゴールデンウィークの客数増加と気温上昇により夏物衣料が好調に推移し、既存店売上高は前期比158.7%と前月からさらに伸長した。(株)ジーフットは既存店が110.8%、全店が106.5%、(株)キャンドゥは既存店が98.0%、全店が102.5%。