イオン九州news|第1Q営業収益1319億円4.4%増・経常利益21%減/食品売上げ好調

イオン九州(株)(福岡市博多区、中川伊正社長)の2026年2月期第1四半期は、営業収益が1319億0200万円(前期比4.4%増)、営業利益5億5400万円(21.0%減)、経常利益5億7900万円(33.8%減)、四半期純利益5億1400万円(3.9%減)。ただし、単体業績は、営業収益1302億0700万円(3.6%増)、営業利益8億8300万円(2.0%増)の増収増益だ。

営業利益率0.2%、経常利益率は0.4%。

価格対応が遅れた衣料品の売上が伸び悩んだ。一方で、食料品は、「しあわせプラス(応援価格)」をはじめとする生活応援施策の品目数拡大や取引先と連携したオリジナル商品の展開、「トップバリュベストプライス」の展開強化など、値ごろ感を重視した訴求と名物催事企画に取り組んだ。その結果、既存店の食料品売上げは前年同期比106.4%。

ジョイフルサンアルファの全株式を取得し、社名を「(株)ジョイフルサン」に変更して子会社化している。

店舗展開では、重点出店エリアと位置付けている福岡県内に「ウエルシアプラス」3店舗、「マックスバリュエクスプレス」1店舗を出店した。「マックスバリュエクスプレス」は都市部でのマーケットシェア拡大を目指して、「近くて便利な、コンパクトスーパーマーケット」をコンセプトとしている。

さらに福岡市中央区に4月に「オーガニック」「ナチュラル」「ヘルス&ウェルネス」「サステナビリティ」をコンセプトにした新たなショップ「b!olala(ビオララ)」を出店している。これら5店舗を出店する一方で、1店舗を閉鎖した。5月末時点の店舗数は344店。

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