ビックカメラnews|第3Q売上高7299億円6%増・経常利益23%増/過去最高
(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)が2025年8月期の第3四半期決算を発表した。
2024年9月1日~2025年5月31日の連結業績は、売上高7299億0200万円(前年同期比6.1%増)、営業利益245億1500万円(27.7%増)、経常利益255億6900万円(23.4%増)、四半期純利益151億3700万円(43.4%増)で、売上高、営業利益、経常利益、純利益のすべてにおいて第3四半期連結累計期間として過去最高額を更新した。
営業利益率は3.4%、経常利益率3.5%。
物品販売事業は、売上高7206億0700万円(6.3%増)、経常利益238億8900万円(4.6%増)。
BSデジタル放送事業は、売上高82億2700万円(3.0%減)、経常利益16億4100万円(30.8%増)。
グループ会社の(株)コジマが 2025年4月26日に「コジマ×ビックカメラ コーナン田無店」(東京都西東京市)など2店舗を開店した。また、(株)ビック酒販が 2024年10月23日に酒類とインバウンドに特化した専門店「ビックカメラリカー 大丸心斎橋店」を、さらに日本空港ビルデング(株)との合弁会社である Air BIC(株)が「Air BicCamera 大丸心斎橋店」を共同開設している。
ビックカメラは2024年10月に2025年8月期から2029年8月期までの5年間を計画期間とする「ビックカメラグループ中期経営計画~Vision 2029~」を策定・公表した。2029年8月期には、売上高1兆1000億円、営業利益400億円、ROE(自己資本当期純利益率)10.5%を数値目標として掲げている。