コジマnews|第3Q売上高2101億円5.7%増・経常利益58億円24.0%増
ビックカメラグループの(株)コジマ(栃木県宇都宮市、中澤裕二社長)の2025年8月期第3四半期の決算は売上高2101億2300万円(前年同期比5.7%増)、営業利益55億1700万円(22.6%増)、経常利益58億1600万円(24.0%増)、四半期純利益39億7400万円(22.2%増)となった。
営業利益率2.6%、経常利益率2.7%。
同社では期間中、販売員の接客品質向上による他社との差別化に努め、2024年11月には、「関東研修センター」(東京都板橋区)に続いて2拠点目となる「東北研修センター」を宮城県仙台市に開設し、販売員の教育機会の拡充に努めた。販売員一人ひとりの生産性を高めるため、電子棚札の導入を81店舗に拡大し、店舗業務の効率化を進めている。
さらに、売上げや利益に対する販売員の貢献度を、より明確な評価指標で算定する新たな人事評価制度を導入することで、モチベーションを高め、より接客に注力できる体制を構築し、人時生産性の向上に取り組んでいる。
2025年4月に創業70周年を迎え、リブランディングの推進に努めている。新ブランドメッセージ「Big Sunny Smile 笑顔で、地域に陽だまりを。」を社内外へ発信し、ステークホルダーに対しては各種キャンペーンや感謝セール等の取り組みを実施している。
EC事業では、コジマネットでのお買い物の際に「コジマ×ビックカメラカード」、「コジマクレジット&ポイントカード」による無金利分割払いが可能となり、決済方法の拡充やコンテンツを充実させた。また、2025年5月から、関東1都3県・大阪府の指定エリアで最短当日配送を、コジマネットで開始している。
店舗展開では、2024年4月26日に「コジマ×ビックカメラ コーナン田無店」(東京都西東京市)を始め2店舗を開店した。2025年5月末現在の店舗数は141店舗。