大黒天物産news|’25年商2929億円8.5%増・経常利益5.7%増/19店を出店

大黒天物産(株)(岡山県倉敷市、大賀昌彦社長)の2026年5月期決算は、売上高2929億4000万円(前年同期比8.5%増)、営業利益98億1200万円(4.9%増)、経常利益100億8800万円(5.7%増)、純利益67億7400万円(7.4%増)となった。

営業利益率3.3%(3.5%)、経常利益率3.4%(3.5%)。( )は前年数値。

大黒天物産は「魅力ある店づくり6項目」(①価格、②品質、③売場、④活気、⑤環境整備、⑥接客)の徹底をスローガンに取り組んでいる。ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)による地域最安値価格を目指すことに加え、自社開発商品の中身を分析し、改良を重ねた「高品質・低価格」な商品「D-PRIDE」を前面に打ち出した。

物流面は、自社物流の構築を進め、産地からの最短定温物流実現による生鮮食品の鮮度向上を推進している。

成長戦略では、高速多店舗化出店による売上げ拡大を進めつつ、店舗数の増加によって中国および関西の両センターの稼働率向上でコスト削減を進めた。

出店では、滋賀県に3店舗、愛知県、徳島県、石川県にそれぞれ2店舗、大阪府、兵庫県、岡山県、鳥取県、山口県、愛媛県、富山県、三重県、熊本県、佐賀県に各1店舗の計19店舗を出店した。

そのうち1店舗は100%センター供給店舗フォーマット(SFO店舗)での出店を行った。従来店舗と比べて、出店コストと店舗運営コストの削減を実現した。また、佐賀県、富山県への初出店と出店エリアの拡大も同時に進めている。既存店舗の活性化では、2店舗の建替えと7店舗の改装を実施した。

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