PPIHnews|4月国内リテール事業既存店5.0%増/ディスカウント事業6.5%増

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が、4月度の月次売上高を発表した。国内リテール事業は(株)ドン・キホーテ、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)橘百貨店、ユニー(株)5社の数値だ。

国内リテール事業の既存店593店の売上高は、前年同月比105.0%と前年クリア。客数は99.9%、客単価105.1%。また全623店の売上高は106.9%。国内リテールは、全ての商品カテゴリーが前年の売上げを上回った。また客数は、休日のマイナス影響を考慮すると前年を上回った。

ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)の既存店462店舗は、売上高106.5%、客数99.9%、客単価106.6%。全492店の売上高は109.2%。春休みや⼤型連休など外出機会の増加から、アウトドアやレジャー、服飾⼩物、化粧⼩物などが伸⻑した。また、屋内の娯楽としてアナログのゲームやホビー関連、パズルなどが拡⼤している。季節を先取りしたような陽気が続いたことから、季節家電や寝具、⾷品は涼味やアイスなどが好調だった。

GMS事業(ユニー)の既存店131店は、売上高100.9%、客数100.0%、客単価100.9%。全店売上高は131店舗で100.5%。GMS事業は、住居関連を中⼼に、消耗品(紙製品や洗剤、インバスなど)や雑貨品(台所⽤品、調理⽤品)など日常使いのカテゴリーが伸⻑した。⾷品は、玉ねぎやキャベツ、ニンジンなど多くの⾷材が前年を上回り、またグロサリーや日配品なども好調だった。

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