ドラッグストアnews|2月既存店/主要11社中7社伸び、コスモス6カ月連続減

主要ドラッグストア9社が2025年2月の月次売上高を発表した。

ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、桐澤英明社長)の2月の月次売上高は既存店前年比1.1%減少し、うち物販は2.1%減、調剤が2.2%増だった。客数は2.0%減、客単価が0.9%増。全店では売上高4.0%増。

グループ10社のうち、3社が既存店プラス。フレンチが5.0%増、コクミンが5.3%増、シミズ薬品が2.0%増、ふく薬品が1.9%減、よどやが0.5%減、ウエルシア薬局が1.2%減、MASAYAが4.3%減。一方マイナスは、ププレひまわりが1.7%減、クスリのマルエが4.8%減、丸大サクラヰ薬局が4.7%減。

(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、鶴羽順社長)の2月の既存店売上高は0.7%減、客数は3.3%減、客単価は2.7%増だった。全店ベースでは売上高が1.1%増、客数1.8%減、客単価3.0%増となった。1月中には3店出店、閉店はなし。店舗数は2658店となった。

(株)マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)の2月の既存店売上高は3.0%増。客数が0.1%減、客単価が1.6%増。FCの売上高は3.9%減。また全店べ―スでは、売上高1.2%増だった。マツモトキヨシグループは既存店1.3%増、ココカラファイングループは2.4%減だった。出店4店、閉店4店、グループ店舗数は3487店となった。

(株)コスモス薬品(福岡県福岡市、横山英昭社長)の2月の既存店売上高は4.9%減。2024年9月以降、6カ月連続のマイナスとなった。全店では1.1%増となっている。2月の閉店はなく、10店を新規出店したため、月末の店舗数は1570店となった。

(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)の2月のグループ合計売上高は、既存店で1.3%増加、全店では5.3%増加した。事業別では、ドラッグストア事業が既存店は前年と同じ。全店では3.2%増。またディスカウントストア事業が既存店2.9%増、全店8.0%増だった。2月は9店出店、4店閉店したため、総店舗数は1510店となった。

スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)の2月のグループ合計は既存店売上高2.3%増、客数1.8%減、客単価4.2%増。また全店では、売上高15.6%増、客数7.6%増、客単価11.9%増だった。スギ薬局単体では、既存店売上高が2.4%増、客数1.7%減、客単価4.1%増。全店売上高は7.2%増だった。2月度の新規出店は10店、閉店は6店舗で、月末のグループ総拠点数は2186拠点となった。

(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)の既存店売上高0.9%増、全店では6.0%増だった。2月は出退店はなし。

(株)クスリのアオキホールディングス(石川県白山市、青木宏憲社長)の2月度(1月21日~2月20日)の既存店売上高は9.3%増、客数は5.3%増、客単価は3.8%増。全店売上高は16.3%増だった。2月度は出店2店、退店はなし。店舗数は988店舗。

(株)アインホールディングス(北海道札幌市、大谷喜一社長)の調剤薬局部門の売上高は2.5%増、処方箋枚数が0.7%減、処方箋単価が3.2%増加した。またコスメ&ドラッグ部門の売上高は11.6%増、客数が7.9%増、客単価が3.5%増だった。

(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)の2月の既存店売上高は0.6%減、全店では0.2%減。1月中の出退店はなく、店舗数はカワチ薬品が343店、横浜ファーマシーが37店で、グループ合計は380店舗。そのうち調剤併設店舗は156店舗。

(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)の2月の既存店売上高は3.3%増、客数0.9%減、客単価4.3%増。全店売上高は5.7%増だった。2月は2店出店、退店は1店。店舗数は400店を超え、403店舗となった。

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