ファミマnews|ガス置換包装で消費期限を1日延長した惣菜・サラダを販売

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(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は、食品ロス削減に向けた取り組みとして、特殊な包装技術(ガス置換包装)を採用した小容量の惣菜・サラダを、 11月16日(火)から関東地域の一部店舗、約8500店舗に展開を拡大する。

この取り組みは10月からすでに中部・北陸・関西地域の店舗で進められている。2022年2月には中国・四国・九州の一部地域へも拡大し、ファミリーマート約1万4400店で展開する予定だ。

ファミリーマートでは、商品の発注精度の向上や容器包装の改良などによるロングライフ化を進めることで、食品ロスの削減を推進し、環境配慮に向けた取り組みを行っている。

惣菜・サラダの容器内の空気を調理品に適したガスに置き換えて密封(ガス置換包装)することで、消費期限を従来の2日から3日へ、1日延長することが可能になった。また、ふた部分をトップシール化することで、プラスチック使用量の削減も見込んでいる。

ガス置換包装へ変更するのは以下の4商品。

「香り箱と博多明太スパゲティサラダ」は220円(税込み、以下同じ)。明太マヨで和えたスパゲティサラダに香り箱(かに風味かまぼこ)をトッピングした。

「コールスローサラダ」は200円。キャベツ・きゅうり・人参・ハム・コーンなどをコールスロードレッシングで和えたサラダ。

「豆腐と枝豆のひじき和え」は豆腐や枝豆、れんこん、油揚げの入ったひじき煮で、230円で販売する。八方だしを使用しており、だしの風味を楽しめる。

「蒸し鶏とザーサイのサラダ」は230円で、蒸し鶏とザーサイの上に小ねぎをトッピングしたシンプルなサラダ。おつまみにもなる一品。

ファミリーマートは、2020年2月に「ファミマecoビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年および2050年に向けた中長期目標として、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」「プラスチック対策」「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定している。

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