ローソンnews|24年度以降の省エネ型モデル店を神奈川県川崎市に11/3出店

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(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、11月3日(木・祝)、 2013年度対比で電気使用量を40%、CO2排出量を55%削減する店舗として「ローソン川崎中島三丁目店」(神奈川県川崎市川崎区中島3-6-16)を神奈川県川崎市にオープンする。

昨今の電気料金高騰を受け、店舗での節電は大きな課題になっている。ローソン川崎中島三丁目店では店内約8割の冷蔵・冷凍ショーケースへのガラス扉設置や太陽光パネルの設置などにより、1店舗あたり約100万円の年間電気料金削減を目指す。

ローソンでは、環境ビジョン「Lawson Blue Challenge 2050!」を策定し、1店舗当たりのCO2排出量を2013年対比で2030年に50%削減、2050年には100%削減することを掲げている。

同店は、この取り組みの一環として設計された。今後は同様の店舗を他の地域にも出店し、2024年2月まで検証を行ったうえで、2024年3月以降の新店標準化を目指す。また、既存店についても、同じく2024年度以降の改装時に店内設備の導入を図っていく。

検証される主な取り組みと設備は6項目。
① 冷蔵ショーケースへのガラス扉の設置
通常オープンタイプの冷蔵ショーケースにペアガラス扉を取り付け、外気侵入・冷気漏れを改善し、大幅な省エネを実現。
② 冷凍平台ショーケースへのアクリル扉の設置
通常オープンタイプの冷蔵ショーケースにペアガラス扉を取り付け、外気侵入・冷気漏れを改善し、大幅な省エネを実現。
③ ドリンク用冷蔵ショーケース扉の省エネ化
結露防止用ヒーターを最小限にして省エネ促進。 商品を見やすくするため扉枠を薄く改善。
④ ドリンク剤ショーケースの統廃合(ドリンク用冷蔵ショーケースで販売)
ドリンク剤はドリンク用冷蔵ショーケースでの販売に変更し、要冷飲料販売場所を統廃合することで、店舗全体の省エネを実現。
⑤ エネルギーマネージメントシステム(EMS)
各所に設置したセンサーで店内外の環境を検知し、店舗の消費電力量とともに見える化。 店内の一部機器、設備をEMS経由で外部から制御可能とし、節電要請等に対応。
⑥ 太陽光発電システム
建物屋根上に19kWの太陽光パネルを設置して発電。発電した全量を、同店舗の消費電力に充当。

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