カインズnews｜埼玉県3店舗で｢くみまち学校｣通年開催/25年度全国開催へ

(株)カインズ（埼玉県本庄市、高家正行社長CEO）は、2023 年 4 月から埼玉県の朝霞店、浦和美園店、新座店のカインズ3店舗で、「くみまち学校」を、16 のパートナー企業や自治体等と共創して、年間を通じて定期開講する。

「くみまち学校」は、カインズが2021年10月に発表した「くみまち構想」の取り組みの一つ。社会課題を「環境」や「防災」「多様性」など15の領域に分け、小学校高学年（4年生～6年生）を対象に授業化したもの。カインズでは、くらしを豊かにすることを DIYと捉え、学校では教えてくれない「生きる力」を、体験（DIY）を通じて学ぶ場を提供している。カインズの店舗を学び場とし、講師は地域に身近な店舗のメンバー（従業員）が行う。また、「くみまち学校」の取り組みに賛同する企業や教育機関、自治体が共創パートナーとなって、地域のくらしの課題を自発的に解決する機会を提供している。

「くみまち学校」の教育プログラムは、早稲田大学の日向野幹也教授と共にリーダーシップ教育を研究実践する教育企業(株)イノベストと共創することで、体験の中で自分のリーダーシップに気づき、伸ばすように構成されている。

定期開講初年度の2023年度は16の共創パートナー企業や自治体等の協力のもと、3店舗で計76回の講義を実施し、延べ1500 人以上の子どもたちが受講する予定だ。また2024 年度には実施店舗を埼玉県全域へ、2025 年度以降には全国の店舗へと拡大する予定だ。