良品計画news|農林水産省と協定締結、建設予定店舗で木材利用を推進
(株)良品計画(東京都豊島区、堂前宣夫社長)とグループ企業の(株)MUJI HOUSEは、5月31日(木)、農林水産省と「木材利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」を締結した。
今回、農林水産省の掲げる「木材利用(ウッド・チェンジ)促進による、脱炭素社会・持続可能な社会の実現」の趣旨に賛同し、協定の締結にいたった。
同社では、これまでも店舗での地域木材の活用を進めてきた。今後は、これまで住空間事業で培ってきた木材の利用に関するネットワークや技術を活かし、建設予定の店舗で、積極的に国産木材を活用していく。
今後、建設予定の店舗の木造化・木質化については、MUJI HOUSEが持つ技術を活用していく。
MUJI HOUSEでは2003年から、「無印良品の家」を中心とした建築事業を行っており、これまで約3000棟以上の住宅の建築実績がある。
これらの建築物で採用する「SE構法」は大規模な木造建築物の技術を基に開発された技術であり、耐震性が高く、従来の在来工法では実現が難しい大空間を実現できる。これらの技術、設計および施工実績を今後の店舗の木造化・木質化に活用していく。
また、建築物の木造化・木質化の技術を良品計画グループ内での活用だけでなく、グループ外からも積極的に受注していく体制を整える。木造建築物を拡大していくことで脱炭素社会の実現に貢献していく。