サンエーnews|使⽤済み⾷⽤油を燃料としてリサイクル・⽕⼒発電所に利⽤
(株)サンエーは沖縄電⼒(株)、(株)ローソン沖縄と、地球温暖化対策の⼀環としてCO2排出ネットゼロの実現に向けた取り組みを12月から開始した。
沖縄県内で発⽣した使⽤済み⾷⽤油を燃料としてリサイクルし、⽕⼒発電所で利⽤する取り組みだ。
具体的には県内のサンエー・ローソンの店舗で、てんぷらや揚げ物などの料理に⽤いられた後の⾷⽤油を原料として回収して、県内でバイオディーゼル燃料として製造して、沖縄電⼒の⾦武⽕⼒発電所で助燃⽤軽油と混焼するというもの。 助燃用軽油とは、主燃料である⽯炭の着⽕を補助したり、発電所を起動する際に使⽤する軽油を言う。
使⽤済み⾷⽤油の回収は(有)総合油脂が、バイオディーゼルの輸送を(株)りゅうせきと三菱商事エネルギー(株)が、そして製造を(株)アトラスが⾏っている。
(左)サンエー 代表取締役社⻑ 新城健太郎氏、(中央)沖縄電⼒ 代表取締役社⻑ 本永浩之氏、(右)ローソン沖縄 代表取締役社⻑ 中⻄淳氏。
現状では廃棄されている⾷⽤油を、⽕⼒発電所で使⽤する燃料としてリサイクルする地域循環型の取り組みとして、年間約 150tのCO2 排出量の削減効果が⾒込まれている。