イオンモールnews|空飛ぶクルマの離着陸ポート設置についてANAと覚書
イオンモール(株)(千葉市美浜区、岩村康次社長)はANAホールディングス(株)(東京都港区、芝田浩二社長)と、主に関東圏および関西圏におけるイオンモールへの空飛ぶクルマの離着陸ポート(パーティポート)設置と運用について検討を行う覚書を締結した。
検討内容はバーティポートの開発および運用、事業性、法律・制度や社会受容性といった環境整備等に関するもの。持続可能な地域の未来につながる営みを共創することを目的とする。
イオンモールでは脱炭素社会実現のために「イオンモール脱炭素ビジョン」を掲げ、2025年までに実質CO2フリーの電力調達を進め順次地産地消の再エネへ切り替え、2040年までに直営モールでの地産地消の再エネ比率100%を目指している。
バーティポート設置の検討では、電動エアモビリティへの再生可能エネルギーによる電源供給など、地域の利便性向上だけでなく、環境に配慮した移動手段の実現を目指す。
一方、ANAホールディングス は2022年2月に米国 Joby Aviation 社とパートナーシップを締結し、主に関東圏および関西圏での電動エアモビリティによるエアタクシーサービス実現に向けて検討を進めている。
また、利便性の高いバーティポート設置に向けて、さまざまなパートナーとの連携・共創に取り組むとともに、2018年に設立された「空の移動革命に向けた官民協議会」においても主体的な役割を発揮している。