ファミマnews｜｢FAMIMA CAFÉ｣コーヒー生産国エチオピアの支援活動開始

(株)ファミリーマート（東京都港区、細見研介社長）は4月2日（火）から6月3日（月）の期間、伊藤忠商事(株)と、「FAMIMA CAFÉ」の「モカブレンド」「アイスモカブレンド」の販売数に応じて、エチオピアのこどもたちの教育環境の改善などに役立てられる寄付の取り組みを行う。沖縄県を除く全国のファミリーマート約1万5900店で実施する。

「モカブレンド」の生産地では「コーヒーの2050年問題を抱えている。これは、2050年にアラビカ種コーヒー豆の生産地が現在の50％にまで減少する一方、需要は堅調に増加し供給不足に陥るという懸念だ。背景には、コーヒー豆生産地での気候変動、病害や虫害による生産量の低下、経済的苦境による生産者の減少が挙げられている。これらの課題はエチオピアも同様に抱えていて、経済的に余裕が無い生産者は、満足な教育を受けられない状況にある。適切な農法の知識が不足しているために生産性が上がらず、収入も増えない悪循環となり、農地の放棄や生産者減少に繋がっている。持続可能なコーヒー豆の生産には、生産者への適切な教育支援が必要と言われている。

そこでファミリーマートでは在エチオピア日本大使館が現地NGOへ支援する取り組みである「草の根・人間の安全保障無償資金協力」によるベレラ学校支援とも協力して、「モカブレンド」「アイスモカブレンド」の購入1杯につき1円を寄付する。

この支援の寄付金によってトイレの設置、コーヒーの文化を継承する教科書の寄付を行っていく。