ファストリnews|「Golden World Awards 2024」3部門で最優秀賞受賞

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(株)ファーストリテイリング(山口県山口市、柳井正会長兼社長)は、国際PR協会(IPRA)が主催するPRアワード「Golden World Awards 2024」において、3部門で最優秀賞を受賞した。

「Golden World Awards」は、国際的なPRアワードの一つで、ファーストリテイリンググループが本アワードを受賞するのは、今回が初めてだ。

ファーストリテイリングが受賞したのは「コーポレート・コミュニケーションズ(インハウス)」「インターナショナル・キャンペーン(インハウス)」「コミュニティ・エンゲージメント(インハウス)」の3部門。

「コーポレート・コミュニケーションズ(インハウス)」部門を受賞したのは、「LifeWear = 新しい産業」。ファーストリテイリンググループでは、「LifeWear = 新しい産業」というビジョンを掲げ、持続可能性と事業の成長を両立するビジネスモデルへの転換を目指している。メディア・アナリスト向けに毎年、この取り組みに関する説明会を行っている。昨年は、サステナビリティの主要領域における2030年度目標に向けた取り組みの進捗とあわせ、生産から商品開発まで各領域で進む、事業そのものを持続可能にしていくための新たな取り組みを紹介した。

「インターナショナル・キャンペーン(インハウス)」部門を受賞したのは、「UNIQLO Next Generation Development Program」。今年、この部門で賞を受けたのは、ファーストリテイリングのみだった。このプログラムは、ユニクロ グローバルブランドアンバサダーをはじめとする世界の一流アスリートや、さまざまな団体と連携し、スポーツを通じて未来を担う次世代の子どもたちの成長を促し、持続的な社会の発展を目指す活動だ。

これまでに、プロゴルファーのアダム・スコット選手による、米国でのジュニアゴルフ大会や、日本での子ども向けゴルフワークショップを開催した。また、テニスでは、錦織圭選手、ロジャー・フェデラー氏、国枝慎吾氏、ゴードン・リード選手によるテニスクリニックを世界各国で開催している。

「コミュニティ・エンゲージメント(インハウス)」部門を受賞したのは、「”届けよう、服のチカラ”プロジェクト」。このプロジェクトは、ファーストリテイリングが、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と取り組む、小・中・高校生対象の参加型学習プログラム。社員が「服のチカラ」をテーマにした出張授業を実施し、その後、子どもたちが主体となって、校内や地域で着なくなった子ども服を回収する。集められた服は、難民などの服を必要とする人々に届けられる。2023年には、日本の小・中・高等学校744校の約8万2000人が参加し、約72万点の衣料を回収した。

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