サツドラnews｜北海道農業共済組合(NOSAI)と包括連携協定を締結

サツドラホールディングス(株)（札幌市東区、富山浩樹社長CEO）は2月1日(土)、北海道農業共済組合（札幌市中央区、岡田恒博組合長理事、「NOSAI」）と包括連携協定を締結した。

協定の目的は、獣医療の安定的な提供により酪畜産業者や獣医師の業務効率化、地域酪畜産業の持続可能な発展を推進することを目的とする。

以下の５項目について連携していく。
１.遠隔診療の推進に向けた医薬品の取扱いに関すること
２.獣医師の業務効率化に関すること
３.連携に係る既存施設・設備の相互利用に関すること
４.上記実現に向けたサツドラHDとNOSAIの業務交流に関すること
５.その他

協定締結の背景として、家畜診療の多くはNOSAI所属の獣医師が担っているが、国内の家畜分野の獣医師は減少傾向にある。1992年比で42.5％減少し、2022年時点でわずか4460人となっている。また、診療所の統合や地理的要因で、酪畜産業者への診療サービス提供が困難な地域が存在することが課題となっている。

サツドラHDは、北海道内を中心にドラッグストアを約200店舗展開し、農村部でも店舗網を構築していることから、サツドラHDの物流インフラを活用して酪畜産業現場の負担を軽減し、効率的かつ公平な獣医療の提供を目指していく。