イオンモールnews|イオンモール草津がTSUNAG認定・ABINC賞受賞
イオンモール(株) (千葉市美浜区、大野惠司社長)は、イオンモール草津が実施している質の高い緑地確保の取り組みが、国土交通大臣が評価・認定する「優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG)」での「★(シングル・スター)」を獲得した。
また、(一社)いきもの共生事業推進協議会が運営する、生物多様性に配慮した施設の緑地を認証する制度「ABINC認証」から、生物多様性の主流化、ABINCの普及啓発への貢献度が高い施設を表彰する、第4回 ABINC賞で優秀賞を受賞した。

イオンモール草津では、地域に自生する在来種の苗木を用いた「イオン ふるさとの森」の保全をはじめ、琵琶湖岸の湿生草原をモデルとした湖畔ビオトープの設置、絶滅危惧種による原風景の再現など、自然との共生を目指したモールづくりを推進してきた。
現在では、周辺緑地とのエコロジカルネットワークを通じて動植物が移り住み、植物197種、鳥類17種、昆虫118種が緑地で暮らしている。またスズメが子育てする姿や、周りの水辺から飛来するトンボの姿など、普通種から希少種まで多様ないきものがみられる豊かな自然へと変化をとげている。
TSUNAG認定では、敷地全体に対する緑地面積が3万0255㎡、割合として18.34%となっている緑地の量が「★(シングル・スター)」獲得の評価ポイントとなった。また緑地の質においては、①多様な緑地を創出し、外来種対策や化学物質の利用削減など、生物多様性に配慮した緑地管理、②いきもの調査や米作りなどの環境教育・体験、緑地を管理するための人材育成など、積極的なステークホルダーエンゲージメント、③地域住民のコミュニティ形成の場となっていること、温室効果ガスを緑地の樹木が吸収するなど、気候変動や well-being にも貢献している点が評価され「★★(ダブル・スター)」相当の評価を獲得している。
ABINC賞では、①「イオン ふるさとの森づくり」での樹種選定や配置計画などの生物多様性に貢献する環境づくり、②鳥類の休息地点となっているかモニタリング調査を行う生物多様性に配慮した維持管理、③植樹祭やクリーン&グリーン活動を通じた従業員参加による緑地の整備・清掃活動が環境意識の醸成や地域とのコミュニケーションを深めるきっかけになっている点などが評価され、「優秀賞」を受賞した。
