イオンネクストnews|7/10オンラインマーケット「Green Beans」本格稼働
イオンネクスト(株)(千葉市美浜区、バラット・ルパーニ社長)は7月10日(月)、オンラインマーケット事業「Green Beans(グリーンビーンズ)」を本格稼働する。最先端のAIとロボティクス機能を導入した日本初の顧客フルフィルメントセンター(CFC)を物流拠点に、首都圏に新たなネット注文・個別配送のサービスを提供していく。
イオンは英国テクノロジー企業Ocado Group plc(ロンドン、ティム・スタイナーCEO)の子会社である英国Ocado Solutions(ロンドン、ルーク・ジェンセンCEO)と提携。オカド社のもつAI とロボットを駆使した最先端のオペレーションとロジスティクス、パーソナライズされた快適なユーザーインターフェース、徹底されたコールドチェーンによる高い鮮度管理などで、これまでにないカスタマーエクスペリエンスのサービスを展開する。
扱い品目数は約2万品目で、今後1年を目途に5万品目に拡大していく。
特徴的なのは青果だ。全国のグリーンビーンズ独自の農場ネットワークを活かして旬の野菜を選定。また葉物野菜などは、産地から倉庫までのリードタイムを可能な限り短縮し、配送時も低温を保った状態で運搬して、三つの温度帯管理を徹底した倉庫に保管する。配送時も温度管理された荷室をもつトラックでコールドチェーンを保って、玄関口まで高い鮮度のまま届ける。さらに野菜の特性に合わせた「呼吸するパッケージ」など、鮮度維持に最適な形態を採用。商品には「鮮度+」として1週間鮮度を保証するものもある。
7月10日(月)のサービスエリアは、東京都は新宿区、渋谷区、千代田区、中央区、大田区、千葉県は千葉市、船橋市、習志野市。今夏には、東京都では港区、目黒区、世田谷区、江東区、品川区、江戸川区、千葉県では市川市、浦安市、四街道市、八千代市、神奈川県では川崎市にサービスを順次拡大して、今後1年を目途に東京23区全域への配送を目指す。
配送できる時間は朝7時から夜23時まで1時間単位で、注文当日から14日先までの指定が可能だ。最低購入金額は4000円(税別、以下同)。決済はクレジットカードのみ。送料は330円、440円、550円で配送時間によって異なる。