ローソンnews|アリペイ決済を使って中国と日本国内店舗との共同販促を展開

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)と、中国の螞蟻金融服務集団(アントフィナンシャル サービス グループ)は、夏休み期間中の7月~8月に、日中のローソン店舗において「支付宝(アリペイ)」を使った共同販促キャンペーンを展開する。アリペイはアントフィナンシャル傘下のモバイル決済サービス。

アリペイは現在、中国で約5億人が利用し、中国のeコマースとモバイル決済市場で圧倒的なマーケットシェアを占めている。ローソンは2017年1月に「アリペイ」の取り扱いを日本国内のローソン全店舗(約1万3000店)で開始している。今回そのアリペイによるローソンの日本国内の店舗と海外店舗との相互送客を狙う。

キャンペーンは2つを実施する。

第1に、7月11日から「アリペイ」アプリ内の「奨励金」機能を活用して、毎週、日曜日から木曜日にかけて日本、あるいは中国のローソン店舗で「アリペイ」で決済したお客に、買物金額に応じた一定比率のボーナスを還元する。
お客は貯めたそのボーナスを、同じ週の金曜日と土曜日に、日本あるいは中国のローソンで現金のように使うことができる。中国以外で「奨励金」サービスが利用できるのは、今回のローソンが初めてとなる。

第2は、7月24日から、中国のローソンで「アリペイ」で決済したお客に日本のローソンで利用できる「からあげクン」各種の30円割引クーポンを発行する。
一方、日本のローソンでも「アリペイ」で決済したお客に対し、中国のローソンで利用できる人気飲料の2元割引クーポンを発行する。
「アリペイ」アプリが中国と海外で発行されたクーポン券を相互利用できるようにするのは初めてとなる。

ローソンとアントフィナンシャルは、6月15日に日本における年間プロモーションの協定を締結した。それを機に、7月1日から、日本のローソン店舗で「アリペイ」を利用したお客にはキャッシュバックを実施(クレジット支払いサービス「花唄(ホア・ベイ)」利用者のみ)したり、毎週土曜日に、阿里巴巴(アリババ)グループとアントフィナンシャル傘下のネットショッピングで利用できる割引券を発行するなど、積極的な販促を仕掛けていく。

ローソンの日本国内店舗数は2017年5月末現在1万3190店舗。中国国内では1093店舗を展開している。

検索ワード:ローソン アントフィナンシャル アリババ アリペイ 販促

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