セブン&アイnews|VR技術活用「オムニ7」バレンタインショップ期間限定開設

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は、グループのネットショッピングサイト「オムニ7」に、VR技術を活用したバレンタインショップ「VALENTINE PARADISE VR」(http://vr.omni7.jp/)を開設した。1月10日(水)10時~2月6日(火)23時59分まで期間限定で展開する。ネット上では期間限定のポップアップショップを開設しやすい。これはその好例だ。

(株)エスキュービズムのVR (Virtual Reality、仮想現実)技術を利用して、店舗で買物をしているようなリアル感のあるサイトショップを演出する。買物で体験する「ワクワク感」や「偶然の出会い」と、ネットショッピングの「簡便性」や「利便性」を併せ持ったショップというのが謳い文句。

しかし、ゴージャスな店舗ファサード画面から入ってみると、残念ながら、使い勝手と商品訴求がいま一つだ。まずマウスオンで商品が拡大できない。商品をクリックすると商品説明画面が開くのだが、商品画像はパッケージ画像で説明文も詳しくない。カタログの域を出ない。商品を購入したいという意欲がわきづらい。

VRという新たな技術で、ネットでの買物体験価値を高めるという狙いそのものは理解できる。トライ&エラーも必要だろう。しかし今回のショップは、店舗演出を優先したためだろうか、商品そのものの魅力発信に欠けた仕上がりなってしまった。新技術を活かそうとする試みは評価するのだが、残念。

検索ワード:セブン&アイ バレンタインショップ VR

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