イオンnews｜定期宅配｢Quvalie(クバリエ)｣4月千葉市3地区でスタート

イオンリテール(株)（千葉県千葉市、岡崎双一社長）は、4月上旬から定期宅配サービス「Ｑuvalie（クバリエ）」を開始する。専用サイトは2月23日（金）から公開される。

定期宅配とは、週に1回、決まった曜日に商品を自宅に届けるというもの。お客は紙のカタログを見て、WEBで商品を注文する。お客は曜日や時間の指定はできない。

定期宅配サービスはイオン幕張店(千葉市美浜区）を拠点店舗として、美浜区、花見川区、稲毛区の3地区で行う。カタログには生鮮食品や常備野菜の詰め合わせセット、時短ニーズに対応したミールキット、粉ミルクやおむつなどの日用品など、約1000種類の商品が掲載される。カタログは毎週、変わる。

サービス利用の会員費は無料だが、配達料の80円と手数料100円の計180円(税別)がかかる。ただし、注文しない週も手数料100円は発生する。これは毎週、カタログを配布するためで、その負担費用という意味合いがある。一方で、未就学児のいる家庭は、配達料・手数料は無料となるから、子育て世代を狙った施策の一つとも言える。

共働き世帯や単身者の増加により、個別宅配は年々ニーズが高まっている。ネットスーパーの取り組みも進んでいる。

イオンリテールでは、商品がすぐ必要なときは「ネットスーパー」を、目で見て触って買物を楽しみたいときには「店舗」を、そして食卓で必ず使う定番品は「定期宅配」を、という3つのショッピング環境を提供することで、顧客の利便性に応えていく。

ちなみに、「Quvalie」の「Qu」はQuality（品質）およびQuantity（量）。「Valie」は、Value（価値）。そしてそれをie（家）へ届けるというイオンのオリジナル表現。さらに、宅配事業だからこそできる「気くばり、目くばり」を表す「クバル」の意味も込められている。

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