Jフロントnews|4月百貨店は前年比5.1%増/札幌のKiKiYOCOCHO好調
Jフロントリテイリング(株)(東京都中央区、山本良一社長)が2018年4月度の「百貨店事業」の売上速報を発表した。同社は2017年3月から国際会計基準[IFRS](International Financial Reporting Standards)を適用している。
「百貨店事業」は前年同期比5.1%増と、前月に続いて好調だ。
4月度の百貨店事業の売上高は、気温が平年より高く推移したことで、ブラウス、ワンピース、婦人の帽子、パラソルが活発に動いたほか、化粧品、ラグジュアリーブランド、美術宝飾品も大きく売上げを伸ばした。
大丸松坂屋百貨店合計では対前年5.4%増、関係百貨店を含めた百貨店事業合計では同5.1%増となった。大丸松坂屋百貨店合計、百貨店事業合計ともに3カ月連続で前年実績を上回った。また大丸松坂屋百貨店の免税売上高(速報値)は、対前年50%増(客数同45%増、客単価同3%増)と変わらず伸びている。
店舗別では、札幌店が7カ月連続、心斎橋店、東京店、名古屋店が3カ月連続で対前年プラスとなるなど、直営6店舗と博多大丸が前年実績を上回った。
札幌店3階に4月25日にオープンした「美・食・雑貨」を組み合わせた新編集売場「KiKiYOCOCHO(キキヨコチョ)」は、若い女性を中心に幅広く人気を集め、目標を大きく上回る好調なスタートを切った。