関西スーパーnews|第1Q営業収益304億円0.5%・経常利益2.4%の増収増益

(株)関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市、福谷耕治社長)が2019年3月期の第1四半期決算を発表した。

営業収益304億6300万円(前年同期比0.5%増)、営業利益2億8800万円(0.9%増)、経常利益3億9000万円(2.4%増)、四半期純利益2億3100万円(35.0%増)の増収増益だ。

ただし営業利益率は0.9%と1%を切っている。経常利益率1.3%。

同社は今期から新たな3カ年中期経営計画をスタートさせている。中計では3つの柱、「健康経営」、「生産性向上」、「教育」を掲げる。「お客様目線の店づくり」と人材定着化を目的とした「従業員目線の職場づくり」に継続的に取り組んでる。

「お客様目線の店づくり」では、時短・即食・簡便商品や未病予防を目的に減塩、野菜摂取などの健康に配慮した商品、生鮮素材を店内調理する生鮮デリカや1食で必要な野菜が摂取できる「生鮮レンジデリ」商品などを強化している。神戸市北区で建設中のセントラルキッチン(炊飯工場)と青果プロセスセンターは9月稼働の予定だ。

「従業員目線の職場づくり」では、身体的健康、精神的な健康、労働環境改善の3区分で課題を抽出して健康経営を進める。その結果、日本政策投資銀行の「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」の最高ランクや、厚生労働省が「子育てサポート企業」に認定する次世代マーク「くるみん」を取得している。

6月に鳴尾店をリニューアルオープンさせ、2店舗でレイアウト変更などの改装を実施した。

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