ケーズデンキnews|第1Q/売上高1547億円1.7%増・営業利益13%増と好調
㈱ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)かた2019年3月期第1四半期の決算が発表された。
売上高は前年同期比1.7%増の1547億2000万円だった。家電販売業界においては、依然として根強い節約傾向が続いているものの、関東甲信地方では観測史上初となる6月の梅雨明けとなって、季節商品が前年同期に比べて好調に推移した。また、ロシアワールドカップでの日本代表の善戦などで、映像商品が堅調であったことなどが牽引し、全体として堅調に推移した。
ワールドカップ観戦のため、テレビの4K対応機種への買い替えや、節電・省エネ・安心・健康をキーワードにした冷蔵庫、理美容器具、健康器具などの付加価値商品が好調だった。結果として営業利益は61億4600万円(13.0%増)となった。経常利益は74億3800万円(7.5%増)、四半期純利益は50億9700万円(7.6%増)となった。
売上対比の営業利益率は3.97%、経常利益率は4.81%だった。
出退店状況は直営店2店を開設し、直営店2店を閉鎖した。これにより、第1四半期連結会計期間末の店数は496店(直営店492店、FC店4店)となった。
ケーズホールディングスグループは「がんばらない(=無理をしない)」経営を標榜する。すなわち「正しいことを確実に実行」し、顧客の利便性を重視した地域に密着した店舗展開、営業活動を行ってきた。