関西スーパーnews|第2Q営業収益617億円1.4%・経常利益20%の増収増益
(株)関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市、福谷耕治社長)が2019年3月期の第2四半期決算を発表した。
営業収益617億4600万円(前年同期比1.4%増)、営業利益8億7500万円(25.5%増)、経常利益10億5800万円(20.6%増)、四半期純利益6億8000万円(36.8%増)と増収増益だ。
営業利益率1.4%、経常利益率1.7%。
関西スーパーマーケットでは今期から3カ年中期経営計画をスタートさせている。「健康経営」「生産性向上」「教育」の3つを柱に掲げ、来店頻度を高める「お客様目線の店づくり」と人材の定着化を目的とした「従業員目線の職場づくり」に取り組む。
とくに「生産性向上」では、食洗器やスライド棚などのハードを導入して作業工程数を削減する、あるいは、自動発注システムやキャシュリンク(現金に触れずに売上金の入金とつり銭の補充が可能)のシステムを投入することによって作業自体をなくす、といった改善に取り組んでいる。セルフ精算レジも9月末時点で32店舗にまで拡がった。
また移動スーパー「とくし丸」事業は6号車まで開業していて、今期中に9号車までの運行を目指す。
6月に鳴尾店(兵庫県西宮市)、9月に蒲生店(大阪市城東区)を改装した。また神戸市北区のセントラルキッチンとプロセスセンターは9月から稼働を始めた。