アインnews|第2Q 売上高1317億円の減収減益/調剤薬局以外は好調
(株)アインホールディングス(北海道札幌市、大谷喜一社長)の2019年4月期の第2四半期決算は減収減益だ。
売上高1317億8100万円(前年同期比0.4%減)、営業利益67億3100万円(19.6%減)、経常利益70億1800万円(19.0%減)、四半期純利益36億3900万円(17.6%減)。
営業利益率5.1%、経常利益率5.3%。
ファーマーシー事業の売上高は1163億7600万円(1.4%減)、セグメント利益は78億7500万円(18.8%減)となった。
2018年4月の調剤報酬改定では、かかりつけ薬剤師・薬局を推進する改定となる。アインホールディングスグループでは、地域医療との連携、お薬手帳などを活用した薬剤に関する情報の一元的な把握、薬学的管理と指導を行っている。
同社では、2018年9月に新潟県を中心として調剤薬局56店舗を有する(株)ココメディカルと(有)ABCファーマーシーを子会社化した。上半期は、M&Aも含めてグループ全体で78店舗を積極出店し、26店舗を閉店した。グループの薬局数は1081店舗となった。
リテール事業の売上高は、125億4400万円(8.5%増)、セグメント利益は5億5200万円(238.3%増)の増収増益だ。
コスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」を首都圏に出店して、計52店舗となった。さらに既存店の改装を行ったことで、既存店売上高は前年を上回って推移している。