いなげやnews|第3Q 営業収益0.8%減・販管費増加で経常利益62%減

(株)いなげや(東京都立川市、成瀬直人社長)が2019年3月期の第3四半期の決算を発表した。

営業収益1924億1000万円(前年同期比0.8%減)、営業利益6億8200万円(69.6%減)、経常利益9億3900万円(61.6%減)、四半期純利益3億0100万円(78.0%減)で減収減益だ。

販売費および一般管理費は、人手不足による人件費の上昇や、酷暑による電気料の高騰などで583億2300万円と前年に比べ3.1%ポイント増加した。

営業利益率0.4%、経常利益率0.5%。

スーパーマーケット事業の売上高は1535億4000万円(0.9%減)、セグメント損失は1億3800万円(前年同四半期は13億6300万円の利益)の赤字だ。

(株)いなげやは、練馬関町店、ブルーミングブルーミーひばりが丘パルコ店、飯田橋店の3店舗を新設し、既存の三郷戸ヶ崎店、大和相模大塚駅前店など15店舗を改装した。一方、4店舗を閉鎖した。

また、子会社の(株)三浦屋は、コピス吉祥寺店を改装して、1店舗を閉鎖した。12月31日時点の店舗数は、いなげや139店舗、三浦屋の11店舗で、合わせて150店舗。

(株)ウェルパークを展開するドラッグストア事業の売上高は317億8000万円(1.0%増)セグメント利益は6億2500万円(10.6%減)だ。好調なドラッグストア産業だが、この利益数値は厳しい。

店舗状況は、調剤薬局西府駅前店、調剤薬局田無芝久保店、調剤併設店の東村山東口店の3店舗を新設した。一方で2店舗を閉鎖した。また、既存店の改装は、練馬南大泉店、向ヶ丘遊園南口店など8店舗で行った。12月31日時点の店舗数は、133店舗だ。

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