U.S.M.Hnews|5月売上高576億円・既存店1.6%減/客数減・客単価増

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(東京都千代田区、藤田元宏社長、略称U.S.M.H)の2019年度5月と3~5月の3カ月の営業成績が発表された。U.S.M.Hは(株)マルエツ、(株)カスミ、マックスバリュ関東(株)の3社で構成される純粋持株会社だ。

まず5月の業績。売上高は576億0400万円で前年比は0.3%減だ。既存店は客数1.0%減、客単価0.2%増となり、売上高は0.9%減。買い上げ点数の増加から客単価は伸びているが、支持率を示す客数の減少は2018年11月から続く。

次に、3~5月の3カ月の業績。売上高は1716億2700万円で前年比は0.5%減と、前年実績に届かなかった。既存店は客数1.6%減、客単価0.5%増だったが、売上高は1.1%減となった。

単体企業別に見ると、マルエツの5月の売上高は303億9900万円で前年比1.0%減。既存店は客数1.2%減、客単価は前年と変わらず、売上高は1.2%減だった。

3~5月の3カ月の売上高も前年を下回って912億4400万円、前年比0.5%減だった。既存店は客数1.7%減、客単価0.6%増だったが、売上高は1.1%減。

カスミの5月の売上高は235億9200万円で、前年比は0.5%増とわずかながら前年を上回った。既存店は客数1.1%減、客単価は0.3%増だったが、売上高は0.8%減となった。

3~5月の3カ月の売上高は695億8300万円で0.6%減と、前年実績には届かなかった。既存店は客数1.9%減、客単価0.3%増だったが、売上高は1.6%減だった。

マックスバリュ関東の5月の売上高は36億1200万円で前年比は0.1%減。だが、既存店では客数も客単価も0.6%増と伸び、売上高は1.2%の増収だった。

3~5月の3カ月の売上高は108億円で前年比は0.6%増。既存店の客数は前年と変わらなかったが、客単価1.9%増で、売上高も1.9%増となった。

このところ、客単価は増えるが客数は増えないというのがトレンドだが、マックスバリュ関東では5月に0.6%の増加が見られた。

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