ライフnews|第3Q 営業収益2.0%増・経常利益11.5%増の増収増益

(株)ライフコーポレーション(大阪本社:大阪市淀川区・東京本社:東京都台東区、岩崎高治社長)が2020年2月期の第3四半期連結業績を発表した。

営業収益は5302億4800万円(前年同期比2.0%増)、営業利益81億8200万円(10.1%増)、経常利益87億1900万円(11.5%増)、四半期純利益54億4600万円(22.9%増)と増収増益の好決算だ。

採用強化や時給アップに伴う人件費、運賃・光熱費の上昇による物件費などのコスト増、償却費増の要因はあったが、荒利率の改善に加え、投資効果や商品政策をはじめとする各種施策の成果がコスト増を上回った。

営業利益率は1.5%、経常利益率は1.6%。

小売事業の営業収益は5296億6300万円(前年同期比1.9%増)、売上高は5141億4500万円(1.8%増)、セグメント利益は87億5200万円(11.5%増)だ。

9月12日、アマゾンジャパン合同会社が運営する Amazon「Prime Now(プライムナウ)」に食品スーパーマーケットとして国内で初出店した。

また、9月からスマホ決済サービスを全店舗で開始した。新たなキャッシュレス決済手段として「PayPay」「LINEPay」「メルペイ」を導入した。

部門別売上高は、生鮮食品部門2141億3400万円(2.4%増)、一般食品部門2258億4600万円(2.1%増)、生活関連用品部門471億3600万円(2.1%増)、衣料品部門195億7000万円(5.3%減)、テナント部門74億5700万円(0.8%減)。

その他の事業では、(株)ライフフィナンシャルサービスの営業収益が14億1900万円(15.1%増)、セグメント損失が3200万円(前年同四半期差300万円増)。

第3四半期の新規店舗として、9月に安田諸口店(大阪府)、箕面桜ケ丘店(大阪府)の2店舗を出店した。既存店舗の今里店、渋谷東店、東有馬店、幡ヶ谷店、今津駅前店、武庫川店、江口店、千川駅前店、南台店、セントラルスクエア西宮原店、大森中店、相模大野駅前店の12店舗では改装を実施した。この積極的な店舗投資が功を奏している。

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