ナフコnews|第3Q売上高1710億円2.2%減だが経常利益2.7%増で減収増益

ホームンセンターの(株)ナフコ(福岡県北九州市、石田卓巳社長)が、2020年3月期の第3四半期決算を発表した。

売上高1709億8300万円(前年同期比2.2%減)、営業利益76億7200万円(1.2%増)、経常利益81億7900万円(2.7%増)、純利益48億1600万円(10.8%増)の減収増益。また、販売費および一般管理費は484億円で0.9%減だった。

営業利益率は4.5%で、経常利益率が4.8%。

主力商品の「資材・DIY・園芸用品」の売上高は741億9000万円(0.8%増)、売上総利益256億1500万円(1.1%増)。売上総利益率は34.5%だ。

「生活用品」の売上高は466億8400万円(6.7%減)、売上総利益125億1400万円(3.2%減)で、こちらは粗利益ダウンで苦戦した。売上総利益率は26.8%。

「家具・ホームファッション用品」は、売上高349億7300万円(1.8%減)、売上総利益135億5400万円(1.7%減)、売上総利益率は38.8%だ。

カー用品、乗り物、ペット用品、灯油などの「その他」は、売上高151億3400万円(3.0%減)、売上総利益43億4200万円(0.5%増)、売上総利益率は28.7%。

スーパーマーケットに比べて、ホームセンターは全体に売上総利益率が高い。だから営業利益も高くなる。

店舗展開では、1店舗を新規出店した。また7店舗を増床し、1店舗を改装した。同時に既存店の見直しも行って、8店舗を閉鎖した。これにより12月31日時点の店舗数は、34府県にわたって359店となった。

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