サンドラッグnews|第3Q売上高4644億円4.4%・経常利益3%の増収増益

(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)が2020年3月期第3四半期の連結業績を発表した。

2019年4月1日~12月31日の売上高は4643億7800万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は277億6800万円(3.0%増)、経常利益は282億1500万円(3.0%増)、純利益は189億9400万円(3.4%増)で、増収増益となった。

営業利益率6.0%、経常利益率6.1%と高いレベルだ。

主力のドラッグストア事業の売上高は3218億8200万円(3.3%増)、営業利益は209億2700万円(1.4%増)。

自然災害と天候不順による季節商材の不振、消費増税後の反動減などのマイナス要因があったものの、店舗改装や品揃えの拡充などによる販売促進を実施した。また、業務の合理化・効率化を推進して経費削減に努めた結果、増収増益となった。消費増税前には駆込み需要もあって、売上高は前年を上回った。

出店状況は、フランチャイズ店3店舗含む24店舗を新規出店して、4店舗のスクラップ&ビルド、78店舗を改装した。一方で、24店舗(フランチャイズ店3店舗、建替えによる閉店2店舗を含む)を閉店した。

ディスカウントストア事業の売上高は1723億8500万円(6.8%増)、営業利益は68億4100万円(8.3%増)で、こちらも増収増益だ。

天候不順で、夏物・冬物の季節商材が不調だった。しかし、医薬品や食料品の販売を強化して、さらに積極的な店舗改装を行ったことで売上げが伸長した。

12月31日時点のグループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業870店舗(直営店658店舗、星光堂薬局67店舗、サンドラッグプラス57店舗、サンドラッグファーマシーズ25店舗、フランチャイズ店63店舗)、ディスカウントストア事業(ダイレックス)285店舗で合計1155店舗の展開。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧