サンエーnews|’20年2月期営業収益1993億円5.0%増/コンビニ事業好調

(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、上地哲誠社長)は、2020年2月期決算を発表した。

営業収益(売上高および営業収入)は1992億9200万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は106億2200万円(24.6%減)、経常利益は116億900万円(19.5%減)、純利益は76億8300万円(18.3%減)の増収減益だ。

営業利益率は5.3%、経常利益は5.8%。

小売事業は、営業収益が1910億2700万円で4.9%の増収だ。ワンランクアップ商品、沖縄県産品、PB商品(くらしモア、ローソンセレクト)の販売強化に取り組んだことや、新規店舗の売上げが好調だったことが貢献した。ただし人手不足による人件費の高騰や新規出店経費の計上から、セグメント利益は89億4500万円の28.0%減となった。

ローソン沖縄のエリアフランチャイズを展開するコンビニエンスストア事業は、FC店舗を11店舗を新規出店し、5店舗を閉店し、直営店を2店舗を新規出店し、1店舗をFC店へ変更した。営業収益は82億6400万円(7.3%増)、セグメント利益は17億9800万円(1.4%減)となった。

新型コロナウイルスの全世界における感染拡大の影響により、世界各国で入出国禁止等の渡航制限や外出制限などの措置が行われており、現時点では感染拡大の収束が見通せない状況にある。したがって2021年2月期の業績予想については、これまでの業績への影響が2020年5月まで続くと仮定したものである。そのうえで、2021年2月期は営業収益2042億6700万円(2.5%増)、営業利益98億5900万円(7.2%減)、経常利益は101億6000万円(12.5%減)、純利益65億8600万円(14.3%減)を見込んでいる。

2020年夏には、沖縄県うるま市の石川浄水場の跡地に「石川シティ」を出店する予定だ。

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