ウエルシアnews|’20年2月期8683億円11.4%・経常利益28.1%の増収増益
ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、松本忠久社長)が2020年2月期の本決算を発表した。
売上高8682億8000万円(前年同期比11.4%増)、営業利益378億0100万円(30.1%増)、経常利益403億4800万円(28.1%増)、当期純利益228億0200万円(30.9%増)の好調決算だ。
営業利益率4.4%、経常利益率4.7%。
ウエルシアモデルである調剤併設店舗が1442店舗(2月末現在)と増加したことで、調剤売上げが伸長し、既存店の売上高は順調に推移した。また、人件費を中心としたコストコントロールと、健康をキーワードにした商品開発を進めた。
品目別の売上高は、「医薬品・衛生介護品・ベビー用品・健康食品」が1776億3700万円(8.5%増)、「調剤」が1554億5200万円(19.8%増)、「化粧品」が1498億9700万円(10.0%増)、「家庭用雑貨」が1278億0300万円(9.6%増)、「食品」が1919億2700万円(11.0%増)、「その他」が655億6200万円(9.8%増)と全部門が2桁あるいは2桁近い伸びを示した。
グループ傘下のウエルシア薬局(株)を存続会社として、2019年3月1日に(株)一本堂を、9月1日に(株)B.B.ONを吸収合併した。6月1日に岡山県を地盤とする金光薬品(株)の株式を取得して子会社化した。
グループ全体で129店舗を出店、26店舗を閉店。金光薬品の31店舗を加え、2月末の店舗数は2012店舗。内訳はウエルシア薬局1800店、シミズ薬品59店、丸大サクラヰ薬局84店、MASAYA34店、金光薬品28店で国内計2005店。海外はWelcia-BHG(Singapore) 7店。