ベルクnews|年商2395億円6.2%・経常利益6.8%の増収増益
「Better Quality & Lower Price」を掲げる(株)ベルク(埼玉県鶴ヶ島市、大島孝之社長)の2020年2月期は増収増益の好決算だ。営業収益が2394億9700万円(前年比106.2%)、営業利益が104億6300万円(106.6%)、経常利益が110億7700万円(106.8%)。純利益は、収益性の低い2店舗について減損損失2億8200万円を特別損失で計上したことで、72億9600万円(前年比111.0%)となった。
営業利益率は4.4%、経常利益率は4.6%とスーパーマーケットとしては高い水準だ。
ベルクでは「創業60周年記念セール」、キャッシュレス割引販促、チラシ価格の強化、ベルクアプリによるポイント販促で来店の動機づけし、そのうえで、生活催事に合わせた売場づくり、品切れのない売場、接客レベルの向上をによって、固定客化を図る取り組みを進めた。また、移動スーパーによって高齢者等に対する買物支援を行った。自社ブランド「くらしにベルクkurabelc(クラベルク)」の商品を強化した。既存店6店舗の改装や1店舗の建て替えで活性化を進め、また埼玉県大里郡寄居町の第1センターを設備更新のためんに改修した。
新規では2019年5月神奈川県伊勢原市に「伊勢原白根店」、7月群馬県前橋市に「前橋北代田店」、10月埼玉県東松山市に「東松山東平店」、千葉県野田市に「野田尾崎店」、2020年1月埼玉県和光市に「和光白子店」、2月千葉県白井市に「フォルテ白井店」の6店舗を出店した。一方で8月群馬県伊勢崎市の「伊勢崎スマーク店」を閉店した。2月末の店舗数は116店舗。