平和堂news|第1Q連結は営業収益1011億円の減収減益/単体は増収二桁増益

(株)平和堂(滋賀県彦根市、平松正嗣社長)が2021年2月期第1四半期連結決算を発表した。

累計期間の業績は、営業収益1011億1400万円(前年同期比2.8%減)、営業利益15億4100万円(38.5%減)、経常利益17億3300万円(34.6%減)、四半期純利益3億7000万円(前年同期比75.3%減)だった。

営業利益率は1.5%、経常利益率1.7%。

新型コロナウイルス感染症拡大による国内外の活動自粛、休業要請等の影響を受け、平和堂(中国)の一時休業、外食のファイブスター、ショッピングセンター運営の富山フューチャー開発の収益が大幅に悪化した。平和堂(中国)は会計年度が1~12月のため、コロナ禍真っ只中の1~3月の業績が連結対象となっている。

単体は増収増益、営業利益・経常利益は2桁増と好調だった。新型コロナウイルス感染症拡大による巣ごもり需要が業績を押し上げた。また、販促の中止や見直し、営業時間の短縮もあって経費が抑えられ、単体決算の利益面は大幅増益となった。

商品売上げは、食料品が前期比109.4%、既存比108.3%と好調に推移して、衣住品のマイナスをカバーした。

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