アクシアルnews|第1Q売上高647億円12%増・経常利益76%の増過去最高益

アクシアルリテイリング(株)(新潟県長岡市、原和彦社長)の2021年3月期第1四半期は、内食・中食需要の高まりから売上高が647億1200万円、前年同期比12.3%増と大幅に増加し、第1四半期では過去最高となった。これを受け、営業利益40億3400万円(76.4%増)、経常利益40億9900万円(75.5%増)、四半期純利益28億0000万円(78.6%増)も過去最高の実績だ。

営業利益率は6.2%、経常利益率も6.3%と、スーパーマーケットではきわめて高水準。

スーパーマーケット事業の売上高は645億9400万円(12.4%増)、営業利益は39億3100万円(82.2%増)。

客数は、既存店で前年同期に比べ0.7%減少にとどまったが、買上点数は来店頻度を減らした分、まとめ買い購入が増え、既存店で8.9%増加した。野菜相場が前年に比べ若干高めに推移し、一品単価を押し上げた。また、外食を控える分、代わりとなる需要が発生したこともあり、一品単価は既存店で2.9%増加した。その結果、客単価は既存店で12.1%増加した。

商品回転率の向上、値下げ廃棄の減少で、売上総利益率は26.6%と、前年同期に比べ0.8ポイント改善している。

同社では新型コロナ感染拡大のなか、販路を失った産地、市場、卸売事業者、メーカーの支援として、約200社と商談を行い、約150社の商品を販売した。また雇用支援として、約500名を採用。テナント支援では家賃の一部を減免した。さらに生活が困窮している留学生、若者、奨学生を支援するために各種寄付を行っている。

4月に原信来迎寺店(新潟県長岡市、売場面積2159㎡)を移転新設、6月にフレッセイ朝日町店(群馬県前橋市、売場面積1078㎡)を閉鎖した。6月末の店舗数は128店舗。

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